不二越の5月中間期営業利益は26%増
不二越<6474>がこの日の取引終了後、第2四半期累計(21年12月~22年5月)連結決算を発表しており、売上高1220億9200万円(前年同期比9.0%増)、営業利益81億円(同25.9%増)、純利益58億3000万円(同30.3%増)だった。
部品事業は、建設機械・産業機械・市販分野で需要が回復・拡大し、売上高は伸びたものの、原材料価格の高騰の影響などを受けて減益を余儀なくされた。ただ、機械工具事業は産業機械・市販分野で需要回復が進む工具と、電機・電子分野を中心としたロボット需要の拡大により好調に推移したほか、特殊鋼需要の回復と販売価格の引き上げなどにより、その他事業の採算も改善した。
なお、22年11月期通期業績予想は、売上高2500億円(前期比9.1%増)、営業利益170億円(同15.5%増)、純利益110億円(同10.1%増)の従来見通しを据え置いている。