東京株式(前引け)=続伸、リスク選好の地合いも上値に重さ

市況
2022年7月19日 11時46分

19日前引けの日経平均株価は前営業日比188円90銭高の2万6977円37銭と続伸。前場のプライム市場の売買高概算は4億9691万株、売買代金概算は1兆2590億円。値上がり銘柄数は1046、対して値下がり銘柄数は717、変わらずは75銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は、買い優勢の展開となり日経平均は2万7000円台を一時回復する場面があった。前日の米国株市場ではNYダウが朝高後に次第に値を下げる展開を強いられ、結局200ドルあまり下落して引けた。しかし、NYダウは前週末に660ドル近い大幅高をみせていたこともあって、3連休明けの東京市場はこれを考慮する形でリスク選好の地合いが継続した。一方、2万7000円台では戻り売り圧力が表面化し上値の重い展開となっている。今週に行われる日銀の金融政策決定会合やECB理事会の結果を控え、積極的に上値を買い進む動きは見られなかった。

個別ではレーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>など半導体主力株が高く、ソニーグループ<6758>も買いが優勢。日本郵船<9101>、商船三井<9104>など海運株も商いを伴い上昇した。ベクトル<6058>、北の達人コーポレーション<2930>が急騰、ダイフク<6383>も大幅高となった。半面、任天堂<7974>が安く、レノバ<9519>が大幅安。ベイカレント・コンサルティング<6532>も値を下げた。サインポスト<3996>、三益半導体工業<8155>が急落、山崎製パン<2212>も大きく下落した。

出所:MINKABU PRESS

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