アララは大幅安、22年8月期連結業績予想は営業赤字を予想
アララ<4015>が大幅安となっている。15日の取引終了後、第4四半期から連結決算に移行するのに伴う22年8月期の連結業績予想を発表しており、売上高11億6300万円、営業損益1億5700万円の赤字、最終損益15億9000万円の赤字と営業損益段階からの赤字見通しを嫌気した売りが出ている。
同時に、22年8月期の単独業績見通しについて、売上高を16億5000万円から11億6300万円へ、営業損益を1億6800万円の黒字から1億5000万円の赤字へ、最終損益を11億2800万円の赤字から14億5900万円の赤字へ下方修正した。案件の大型化により導入までに時間を要していることに加えて、半導体不足の影響によりPOSや決済端末などサービス提供に必要な機器の納品に遅れが生じたことなどが要因としている。
なお、同時に発表した第3四半期(21年9月~22年5月)単独決算は、売上高8億4300万円(前年同期比27.3%減)、営業損益9900万円の赤字(前年同期3億300万円の黒字)、最終損益13億7200万円の赤字(同2億5100万円の黒字)だった。