CCTは朝高スタートもマイナスに沈む、22年12月期業績予想を上方修正も利益確定の動き
コアコンセプト・テクノロジー<4371>は大幅反落。21日の取引終了後、22年12月期の単独業績予想について、売上高を104億円から116億2200万円(前期比49.0%増)へ、営業利益を8億5200万円から11億500万円(同2.0倍)へ、純利益を6億200万円から7億8100万円(同90.5%増)へ上方修正した。これを受けて朝高でスタートしたものの、直近で株価は急上昇しており、材料出尽くし感から利益確定売りが出ているようだ。
スーパーゼネコンや大手SIerの大口顧客からの受注が計画を上回るペースで拡大しており、この傾向は期を通じて継続する見通しであることが要因としている。
同時に、ミスミグループ本社<9962>と合弁会社を設立すると発表した。新会社はミスミG傘下のミスミ66%、CCT34%出資で9月1日に設立する予定で、ミスミGが提供するオンライン機械部品調達サービス「meviy(メビー)」のシステム開発を加速させ、グローバルでの更なる成長を目指すという。なお、同件が22年12月期業績に与える影響は軽微としている。