東京株式(前引け)=反落、米株安受け利益確定売り優勢

市況
2022年7月25日 11時50分

25日前引けの日経平均株価は前営業日比203円94銭安の2万7710円72銭と反落。前場のプライム市場の売買高概算は4億4018万株、売買代金概算は1兆1108億円。値上がり銘柄数は534、対して値下がり銘柄数は1210、変わらずは94銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は、前週末の米国株市場で景気後退懸念からハイテク株を中心に総じて売られる展開となったことを嫌気して、日経平均は朝方から下値を探る動きを強いられた。前週末まで7日続伸していたことで、目先利益確定の売り圧力が顕在化している。外国為替市場で一時1ドル=136円台を割り込む円高に振れたことも輸出セクターを中心に逆風材料となった。値下がり銘柄数は1200を超え、値上がり銘柄数の2倍以上に膨らんだ。また、売買代金は1兆1000億円台と低調だった。

個別ではレーザーテック<6920>が安く、東京エレクトロン<8035>やソニーグループ<6758>、信越化学工業<4063>なども軟調で半導体関連株への売りが目立つ。キーエンス<6861>、日本電産<6594>なども下落した。トヨタ自動車<7203>が軟調、任天堂<7974>も売りに押された。東京製鐵<5423>が大幅安。サーバーワークス<4434>は急落となった。半面、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクが底堅さを発揮、JT<2914>もしっかりした値動き。前週末まで2営業日連続でストップ高となっていたオーバル<7727>が続急騰、グローバルキッズCOMPANY<6189>も大幅高。フィックスターズ<3687>も物色人気に。

出所:MINKABU PRESS

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