ダブル・スコープが急伸、想定を上回る販売数量増で22年12月期の業績予想を上方修正
ダブル・スコープ<6619>は急伸。25日の取引終了後、22年12月期の連結業績予想について、売上高を380億円から440億円(前期比46.8%増)へ、営業利益を50億円から55億円(同2.9倍)へ、純利益を14億円から30億円(前期29億4300万円の赤字)へ上方修正しており、これを好感した買いが流入している。
上期において、民生系用途及び車載系用途ともに主要顧客の需要が安定して伸び販売数量が計画を上回ったことに加え、継続して取り組む生産性の改善が進んでいることが要因としている。また、為替レートが想定より円安となったことにより、為替評価差益を営業外収益として計上することや、第3四半期以降に順次新設のコーティングラインの稼働が始まることで、需要の高まるコーティングセパレーターの販売拡大が寄与する。