イマジカGなどメタバース関連が一斉高、超高齢化社会でのメタバース活用に思惑
IMAGICA GROUP<6879>が一時54円高の877円と値を飛ばし年初来高値を更新したほか、ANAP<3189>やバンク・オブ・イノベーション<4393>も6%を超える上昇、エムアップホールディングス<3661>やモバイルファクトリー<3912>、クリーク・アンド・リバー社<4763>などメタバース関連に位置付けられる銘柄群に買いが集まっている。
メタバース関連ビジネスに乗り出す企業が世界的に増勢となるなか、日本でも同分野に新たな収益機会を求める企業が増えている。米ボストン・コンサルティング・グループが新規事業のアイデアを創出する研究組織の日本拠点を設立したことが報じられ、超高齢化社会の進む日本でメタバースの活用法なども模索する方針が伝わっており、これが関連銘柄の株価を刺激している。一方、みずほフィナンシャルグループ<8411>など国内金融機関がメタバースを活用した決済サービスなどに取り組む構えをみせるなど、同分野における需要の裾野が広がっていることが、テーマ視されている。