出光興産が3日ぶり反発、CO2を原料にしたアスファルト合材を用いた舗装実験を開始と報じられる
出光興産<5019>が3日ぶりに反発している。きょう付の日本経済新聞朝刊で、「CO2を原料にしたアスファルトを使った合材で道路を舗装する実験を始めた」と報じられており、これが好材料視されている。
記事によると、開発したアスファルトは石灰石の代わりにCO2とコンクリート廃棄物に含まれるカルシウムでつくる合成炭酸カルシウムを原料にし、市街地の道路に使うと1平方メートルあたり1キログラムのCO2を閉じ込める効果が期待できるという。土木や建築業界ではCO2を舗装・建設資材に閉じ込める技術の開発が進んでおり、同社も20年代の実用化を目指すとしている。