東京株式(前引け)=続伸、朝高後値を消し一時安くなる場面も

市況
2022年7月28日 11時49分

28日前引けの日経平均株価は前営業日比88円46銭高の2万7804円21銭と続伸。前場のプライム市場の売買高概算は5億8787万株、売買代金概算は1兆4167億円。値上がり銘柄数は705、対して値下がり銘柄数は1027、変わらずは105銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は、前日の米株市場が大幅高に買われたことをうけ、朝方は半導体関連株などを中心に大きく買い優勢で始まり、日経平均は2万8000円大台を上回る場面もあったが、その後は上値の重い展開となり前場中ごろを境に急速に値を消した。外国為替市場でドル売り・円買いの動きが加速し1ドル=135円台前半まで急速に円高方向に振れたことを受け、輸出セクター中心に目先筋の売り急ぎの動きを誘った。日経平均は一時マイナス圏に沈む場面もあったが、2万7600円台では押し目買いが入り、前引け時点では再びプラス圏に切り返している。ただ、値上がり銘柄数を値下がり銘柄数が大幅に上回る状況にある。

個別では東京エレクトロン<8035>がしっかり、信越化学工業<4063>も買いが優勢。エムスリー<2413>、リクルートホールディングス<6098>などが大きく買われた。ファナック<6954>も高い。三菱自動車工業<7211>が値上がり率トップに買われ、中部電力<9502>も値を飛ばした。半面、トヨタ自動車<7203>が軟調、ダブル・スコープ<6619>も売りに押された。サイバーエージェント<4751>は大幅安、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも冴えない。バリューコマース<2491>、小糸製作所<7276>、太平洋工業<7250>などが急落した。

出所:MINKABU PRESS

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