邦チタが一時10%安と急落、第2四半期増額修正も通期据え置きを嫌気
東邦チタニウム<5727>が急落。株価は一時、前日に比べ約10%安に売られた。28日取引終了後、第2四半期(4~9月)の連結利益予想の上方修正を発表した。売上高は416億円(前年同期比58.3%増)で据え置いたが、営業利益は46億円から48億円(同83.0%増)、純利益は28億円から34億円(同81.6%増)にそれぞれ増額した。金属チタン製品の販売価格上昇や円安進行などを主因として見直した。ただ、世界経済の先行きは不透明として23年3月期通期の業績見通しは据え置いた。この日は、通期見通しの据え置きを嫌気する売りが優勢となっている。