日化薬が急反騰、円安寄与し23年3月期業績予想を上方修正
日本化薬<4272>が急反騰し年初来高値を更新している。7月29日の取引終了後、23年3月期の連結業績予想について、売上高を1968億円から2100億円(前期比13.6%増)へ、営業利益を184億円から238億円(同13.1%増)へ、純利益を140億円から194億円(同12.9%増)へ上方修正し、減益予想から一転して営業増益予想としたことが好感されている。為替の影響や売上原価率の低減などを考慮したという。
同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高482億9600万円(前年同期比4.0%増)、営業利益63億8000万円(同8.4%増)、純利益59億5700万円(同13.1%増)だった。