東京株式(前引け)=反発、米株高好感し円高の逆風も上値指向継続

市況
2022年8月1日 11時46分

1日前引けの日経平均株価は前営業日比131円63銭高の2万7933円27銭と反発。前場のプライム市場の売買高概算は6億3690万株、売買代金概算は1兆6161億円。値上がり銘柄数は1300、対して値下がり銘柄数は457、変わらずは79銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場はリスク選好の地合い。前週末の米国株市場でNYダウ、ナスダック指数ともに3日続伸となり、これを受けて総じて買い優勢の展開に。日経平均は朝方こそ模様眺めの展開だったが、その後下値を徐々に切り上げる動きをみせている。取引時間中に外国為替市場で急速に円高が進行したことで、不安定な値動きとなる場面もあったが、買い意欲は根強く前場は2万7900円台と高値圏で着地している。値上がり銘柄数は1300となり全体の7割を占めた。

個別では日本郵船<9101>、商船三井<9104>などの海運株が上昇、NSユナイテッド海運<9110>は一時ストップ高に買われる人気となった。オリエンタルランド<4661>も買いが優勢。キーエンス<6861>も値を上げた。伯東<7433>が急騰し値上がり率トップとなり、キャリアデザインセンター<2410>、ミスミグループ本社<9962>なども大幅高。半面、レーザーテック<6920>が売られたほか、ソニーグループ<6758>の下げも目立つ。富士通<6702>も大きく下値を探る展開に。コムチュア<3844>が値下がり率トップに売り込まれ、アルプスアルパイン<6770>も急落した。

出所:MINKABU PRESS

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