株価指数先物【昼のコメント】 権利行使価格2万7875円固めから、引けにかけて2万8000円を捉えてくる展開も

市況
2022年8月1日 12時26分

日経225先物は11時30分時点、前日比150円高の2万7900円(+0.54%)前後で推移。寄り付きは2万7920円と、シカゴ日経平均先物(2万7975円)にサヤ寄せする格好から買い先行で始まった。開始直後につけた2万7930円を高値に軟化し、現物の寄り付き直後には2万7730円と下落に転じる場面も見られた。下方修正を発表したソニーグループ <6758> [東証P]がウリ気配から始まったほか、ソフトバンクグループ <9984> [東証P]の弱い値動きが重荷となった。ただし、下値の堅さも意識されており、前引けにかけて持ち直し、寄り付き水準を回復している。

日経225先物は寄り付きから20分間程度でつけた価格レンジで推移しており、押し目待ち狙いの買い意欲の強さが窺える。5日移動平均線が位置するオプション権利行使価格の2万7750円近辺での底堅さから、ショートは仕掛けづらい需給状況と見られる。上の権利行使価格2万7875円を固めてくるようだと、引けにかけてのインデックス買いにより2万8000円を捉えてくる可能性も意識されそうだ。

なお、NT倍率は先物中心限月で14.28倍に低下した。ソニーグループの下落影響から想定された低下である。一方で、52週線水準まで低下してきたことから、リバウンドを想定したNTロングによるスプレッド狙いの動きは入りやすいだろう。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.