決算プラス・インパクト銘柄【東証プライム】引け後 … ＡＮＡＨＤ、ＪＡＬ、ＴＤＫ　(8月1日発表分)

特集

2022年8月2日 15時22分

―決算で買われた銘柄！上昇率ランキング―

企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の7月29日から1日の決算発表を経て2日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.2　ＴＤＫ <6762>

23年3月期第1四半期(4-6月)の連結最終利益は前年同期比16.5％増の314億円に伸びたが、通期計画の1450億円に対する進捗率は21.7％となり、前年同期の20.5％とほぼ同水準だった。

★No.3　ファイズＨＤ <9325>

23年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比49.7％増の2.5億円に拡大し、通期計画の8.9億円に対する進捗率は28.1％に達したものの、5年平均の33.6％を下回った。

★No.4　ハリマ化成Ｇ <4410>

23年3月期の連結経常利益を従来予想の28億円→34億円(前期は34.3億円)に21.4％上方修正し、減益率が18.4％減→1.0％減に縮小する見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率　発表日　決算期　経常変化率

<4768> 大塚商会　　　東Ｐ　 +17.17 　　8/ 1　　上期　　　 -7.29

<6762> ＴＤＫ　　　　東Ｐ　 +14.18 　　8/ 1　　　1Q　　　 35.27

<9325> ファイズＨＤ　東Ｐ　　 +9.38 　　8/ 1　　　1Q　　　 49.70

<4410> ハリマ化成Ｇ　東Ｐ　　 +9.34 　　8/ 1　　　1Q　　　 60.92

<5821> 平河ヒューテ　東Ｐ　　 +7.43 　　8/ 1　　　1Q　　　 81.22

<4534> 持田薬　　　　東Ｐ　　 +6.13 　　8/ 1　　　1Q　　　 31.16

<4044> セ硝子　　　　東Ｐ　　 +6.13 　　8/ 1　　　1Q　　　139.52

<6368> オルガノ　　　東Ｐ　　 +5.93 　　8/ 1　　　1Q　　　 61.53

<4005> 住友化　　　　東Ｐ　　 +5.17 　　8/ 1　　　1Q　　　100.48

<9044> 南海電　　　　東Ｐ　　 +4.77 　　8/ 1　　　1Q　　　374.81

<2810> ハウス食Ｇ　　東Ｐ　　 +4.02 　　8/ 1　　　1Q　　　-11.88

<9202> ＡＮＡＨＤ　　東Ｐ　　 +2.73 　　8/ 1　　　1Q　　　　黒転

<6806> ヒロセ電　　　東Ｐ　　 +2.05 　　8/ 1　　　1Q　　　 53.63

<3132> マクニカＨＤ　東Ｐ　　 +1.89 　　8/ 1　　　1Q　　　 50.12

<5444> 大和工　　　　東Ｐ　　 +1.43 　　8/ 1　　　1Q　　　179.10

<9990> サックスバー　東Ｐ　　 +1.30 　　8/ 1　　　1Q　　　　黒転

<8059> 第一実　　　　東Ｐ　　 +1.20 　　8/ 1　　　1Q　　　 41.05

<9201> ＪＡＬ　　　　東Ｐ　　 +1.17 　　8/ 1　　　1Q　　　　赤縮

<3738> ティーガイア　東Ｐ　　 +0.06 　　8/ 1　　　1Q　　　-32.91

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした2日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。

「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース

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