セーレンは4日ぶり反発、150万株を上限とする自社株買いを実施へ
セーレン<3569>は4日ぶりに反発。4日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表したことが好材料視されている。上限を150万株(発行済み株数の2.8%)、または30億円としており、取得期間は22年8月5日から23年8月4日まで。株主還元の充実及び資本効率の向上を図るためという。
あわせて23年3月期の連結業績予想について、営業利益を125億円から115億円(前期比5.5%増)へ引き下げる一方、純利益を88億円から90億円(同5.2%増)へ上方修正した。エネルギーや原材料価格、物流費の高騰の影響を受けるものの、円安進行による為替差益が発生し最終利益を押し上げる。
同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、営業利益29億2400万円(前年同期比10.4%減)、純利益27億700万円(同10.1%増)だった。