クレオスが後場急落、第1四半期営業利益25%減
GSIクレオス<8101>が後場急落している。午後2時ごろに発表した第1四半期(4~6月)連結決算で、営業利益が5億4000万円(前年同期比25.1%減)と大幅減益となったことが嫌気されている。
ホビー関連商材がやや停滞したものの、半導体関連部材や化成品でカバーした工業製品事業が牽引し、売上高は250億9800万円(同2.7%増)と増収となった。ただ、繊維事業でファイバー関連商材やインナー製品が低調だったことに加えて、原材料高などの影響もあり、営業減益を余儀なくされた。なお、持ち分法による投資利益などが寄与した純利益は5億5800万円(同15.0%増)となった。
23年3月期通期業績予想は、売上高1170億円(前期比4.6%増)、営業利益24億円(同19.5%増)、純利益17億円(同3.8%増)で据え置いている。