NISSHAが急反騰、22年12月期業績予想を上方修正
NISSHA<7915>が急反騰し年初来高値を更新している。8日の取引終了後、22年12月期の連結業績予想について、売上高を1784億円から1900億円(前期比0.4%増)へ、営業利益を125億円から145億円(同16.5%減)へ、純利益を100億円から135億円(同14.9%減)へ上方修正したことが好感されている。
半導体などの供給制約の影響で一部の製品需要が弱含んだものの、産業資材事業の加飾製品や蒸着紙、メディカルテクノロジー事業の医療機器CDMO(医薬品製造開発受託)などの需要が前回の想定を上回って推移する見通しという。また、想定為替レートを1ドル=113円から125円へ見直したことも織り込んだ。
同時に発表した第2四半期累計(1~6月)決算は、売上高882億1700万円(前年同期比9.6%減)、営業利益62億6700万円(同42.3%減)、純利益79億300万円(同25.5%減)だった。