尾家産は大幅高、外食産業の景況感回復を受け第2四半期業績予想を上方修正
尾家産業<7481>が大幅高となっている。同社は8日取引終了後、23年3月期第2四半期累計(4~9月)の単独業績予想の修正を発表。営業損益の見通しを従来の1億6000万円の黒字から4億8000万円の黒字(前年同期は9億1300万円の赤字)に引き上げたことが好感されているようだ。
売上高の見通しも従来の410億円から430億円(前年同期比37.4%増)に上方修正。外食産業の景況感が当初想定していた以上に回復したことや、ヘルスケアフード業態及び中食業態が順調に伸長したこと、業務効率化及び経費削減の取り組みに注力したことが主な要因だという。なお、通期業績予想については従来計画を据え置いた。
また、これまで未定としていた配当計画は上期10円、期末10円の計20円(前期は5円)とする方針を示している。