シライ電子が大幅反発、第1四半期営業利益は3.2倍
シライ電子工業<6658>が大幅反発している。9日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高78億4600万円(前年同期比22.8%増)、営業利益6億2100万円(同3.2倍)、純利益4億4800万円(同99.4%増)と大幅増益となったことが好感されている。
プリント配線板事業で、国内外の主力分野であるカーエレクトロニクス、ホームアプライアンス関連の受注が堅調に推移した。また、筋肉質な経営体質への転換を図っていることも寄与した。
なお、23年3月期通期業績予想は、売上高300億円(前期比2.1%増)、営業利益14億円(同10.2%減)、純利益12億円(同9.6%減)の従来見通しを据え置いている。