東京株式(前引け)=小幅反落、足もと上昇一服ムードに

市況
2022年8月16日 11時46分

16日前引けの日経平均株価は前営業日比10円02銭安の2万8861円76銭と小幅反落。前場のプライム市場の売買高概算は5億1656万株、売買代金概算は1兆2852億円。値上がり銘柄数は788、対して値下がり銘柄数は937、変わらずは112銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は売り買い交錯。前日の米国株市場でNYダウ、ナスダック総合株価指数など主要株価指数が続伸したものの、日経平均は直近2営業日で1000円以上の上昇をみせていたこともあり、目先利食いも観測され朝方は下値を試す動きをみせた。しかし下値は堅く、その後は内需株を中心に買いが入りプラス圏に切り返すなど頑強な値動きをみせた。ただ、空売り筋の買い戻しが一巡したことから上値も重く、前引けは小幅ながらマイナス圏で着地している。なお、売買代金は1兆2000億円台で盛り上がりを欠いた。

個別ではダブル・スコープ<6619>が大商いで株価を急伸させたほか、レノバ<9519>も買いを集めた。エムスリー<2413>も高い。メルカリ<4385>も堅調な値動き。レアジョブ<6096>がストップ高に買われたほか、リブセンス<6054>も大幅続伸。日機装<6376>も値を飛ばした。半面、ソフトバンクグループ<9984>が上昇一服、日本郵船<9101>が軟調、第一三共<4568>も売りに押された。ペッパーフードサービス<3053>が続急落、テスホールディングス<5074>も大幅安。ユー・エム・シー・エレクトロニクス<6615>も大きく下値を探った。三井松島ホールディングス<1518>も安い。

出所:MINKABU PRESS

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