話題株ピックアップ【夕刊】(3):イオレ、ガーラ、サイバーセキ

注目
2022年8月19日 15時21分

■イオレ <2334>  898円  +25 円 (+2.9%)  本日終値

イオレ<2334>が大幅反発。18日の取引終了後、「HR Ads Platform(HRアドプラットフォーム)」に関する特許を取得したと発表しており、これが好材料視された。今回取得した特許は、求人連携サーバ、求人情報連携方法及びプログラムに関するもの。なお、同件が将来の業績に与える影響は軽微としている。

■学情 <2301>  1,152円  +29 円 (+2.6%)  本日終値

学情<2301>は3日ぶりに反発。午前10時ごろ、同社が運営するスカウト型就職サイト「あさがくナビ」の8月前半の訪問数は前年同期比81.3%増だったと発表しており、これを好材料視した買いが入った。PV(ページビュー数)も同33.3%増だった。同社では、同サイトはオリコン顧客満足度調査で「就活支援コンテンツ」第1位に選出されたことで学生の利用が活発化しており、これを受けて利用企業を更に拡大できる展開を目指すとしている。

■日本カーバイド工業 <4064>  1,359円  +34 円 (+2.6%)  本日終値

日本カーバイド工業<4064>が高い。同社はきょう、三菱電機エンジニアリング(東京都千代田区)が7月20日に発売した空中タッチディスプレー「AX-101TW」に自社の技術が採用されていることを明らかにしており、これが買い手掛かりとなったようだ。今回採用されているカーバイドの空中ディスプレー技術は、反射材(リフレクター)を用いて再帰反射方式で空中に映像を再表示させるもの。なお、三菱電機エンジニアリングは今後、製品の小型化及び高輝度化に向けた研究・開発を進めるとともに、空中タッチパネルモニター製品のラインアップ拡充を目指すとしている。

■ガーラ <4777>  734円  +18 円 (+2.5%)  本日終値

ガーラ<4777>が高い。同社は18日、子会社が開発したスマートフォンゲームアプリ「Rappelz(ラペルズモバイル)」の事前登録を台湾で開始したと発表しており、これが材料視されたようだ。このゲームは、子会社が開発したパソコンオンラインゲーム「Rappelz Online(ラペルズオンライン)」を題材に、スマートフォン及びタブレット向けに開発されたリアルタイム本格MMORPGゲームアプリ。Play To Earn(ブロックチェーンゲーム内で得た収入やポイントを暗号資産に変えて取引所などで売買が可能な仕組み)機能を実装してNFTゲーム/ブロックチェーンゲームとしてサービス提供を予定しているという。

■サイバーセキ <4493>  1,986円  +48 円 (+2.5%)  本日終値

サイバーセキュリティクラウド<4493>が4連騰。同社は人工知能(AI)技術を駆使して、クラウドによるサイバーセキュリティーサービスを手掛け、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)投資需要を捉えている。18日取引終了後、アマゾンウェブサービスと協力してパブリッククラウドWAFの自動運用サービス「WafCharm」のグローバル展開を強化することを発表、これを好感する買いを呼び込んだ。また、株式需給面の思惑も株高を後押ししている。日証金で貸株規制対象となっているが、直近貸借倍率が0.6倍台と売り長の状態が続いている。

■エコモット <3987>  506円  +12 円 (+2.4%)  本日終値

エコモット<3987>が反発。同社は18日取引終了後、蓄電システム事業を手掛ける子会社を設立すると発表しており、これが買い手掛かりとなったようだ。新会社の設立は、ここ数年で培った「蓄電池技術」や新たに開発に着手した「蓄電池の充放電監視システム」を用いた事業領域の新たなマーケットの発掘が主な目的。事業開始は9月1日を予定している。

■シグマ光機 <7713>  1,581円  +36 円 (+2.3%)  本日終値

シグマ光機<7713>が続伸。18日の取引終了後、各種のFA・LAロボットシステムの開発を手掛けるライオンパワー(石川県小松市)及び光学機器、精密機器の設計・製造を行うミナト光学工業(長野県飯田市)と合弁会社を設立すると発表しており、これが好感された。今回設立する合弁会社LMSは、ライオンパワーが持つ医療機器製造技術、プリント基板製造技術と、ミナト光学が持つ精密加工、組立・成型技術、更にシグマ光機が持つ光技術や販売ネットワークなどの個々の強みやナレッジを融合させることで、パーソナルかつポータブルで高品質なメディカル・ヘルスケア関連製品の提供を推進することを目的に設立。出資比率はシグマ光機47.05%、ライオンパワー47.05%、ミナト光学5.88%。なお、同件による23年5月期業績への影響は軽微としている。同時にシグマ光機は、能登工場(石川県志賀町)並びに技術センター(石川県白山市)の各工場の増築・リノベーションを行うとともに、技術センター内に新工場棟2棟を建設すると発表した。

■3DM <7777>  317円  +7 円 (+2.3%)  本日終値

スリー・ディー・マトリックス<7777>が上昇。18日の取引終了後、消化器内視鏡領域止血材「PuraStat(ピュアスタット)」に関し、米国食品医薬品局(FDA)に対して手術などの処置に伴うものではない病変などから起こる自然出血への適応拡大を申請したと発表。今回の申請は、ピュアスタットの適応を手術中に限らない出血を含む自然出血へと拡大し、同製品の臨床価値を大幅に向上することを目的としている。なお、会社側では通期業績や中期経営計画における事業収益には同件を織り込んでいないとしており、承認取得の動向により今後影響が生じる場合には速やかに公表するとしている。

■カヤック <3904>  911円  +18 円 (+2.0%)  本日終値

カヤック<3904>が4日ぶりに反発。18日の取引終了後、eSP(東京都渋谷区)株式の70.0%を8月26日付で取得すると発表したことが好感された。eSPは野球やサッカーなどさまざまなスポーツスクールを展開するスクールパートナー(東京都渋谷区)の100%子会社で、eスポーツスクールを運営する。今回の株式取得は、カヤックの有するeスポーツに関するリソースとeSPの有するスポーツビジネスに対する知見・ノウハウを組み合わせることでeスポーツ領域におけるエコシステムを醸成するのが狙い。取得価額は5億6000万円。今後は、事業領域の拡充や相乗効果の発揮などを通じて、グループ全体としての競争力強化と企業価値向上を目指すとしている。なお、同件が22年12月期業績に与える影響は軽微としている。

■かっこ <4166>  1,560円  +30 円 (+2.0%)  本日終値

かっこ<4166>が大幅反発。18日の取引終了後、統合型セキュリティープラットフォーム「サイバーレスキュー」を展開するシングラ(東京都品川区)と、セキュリティー事業における協業を開始すると発表しており、これが好感された。今回の協業により、デジタルマーケティング支援のノウハウとグローバルネットワークを活用して「サイバーレスキュー」を展開してきたシングラと、ネット通販をはじめとしたオンライン取引での不正注文、不正アクセス・ログイン対策を支援してきたかっこが協業することで、システムの脆弱性診断などのセキュリティーソリューションで顕在化したリスクに対して、迅速な不正対策が可能になるとしている。また、今回の協業開始を記念し、脆弱性診断と不正アクセス対策のキャンペーンを実施する。

●ストップ高銘柄

アルファ <4760>  1,532円  +300 円 (+24.4%) ストップ高   本日終値

中央製作所 <6846>  1,608円  +300 円 (+22.9%) ストップ高   本日終値

日本出版貿易 <8072>  2,741円  +500 円 (+22.3%) ストップ高   本日終値

新東 <5380>  3,850円  +700 円 (+22.2%) ストップ高   本日終値

光・彩 <7878>  9,270円  +1,500 円 (+19.3%) ストップ高   本日終値

など、7銘柄

●ストップ安銘柄

なし

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