話題株ピックアップ【夕刊】(3):プレイド、三和油化工業、プロレド

注目
2022年8月23日 15時19分

■プレイド <4165>  438円  +30 円 (+7.4%)  本日終値

プレイド<4165>が大幅高で4日ぶりに反発。午前11時ごろ、同社のネイティブアプリ向けCX(顧客体験)プラットフォーム「KARTE for App」が、NTTドコモ(東京都千代田区)のマーケティング分野における新規事業子会社DearOne(東京都港区)の伴走型アプリ開発サービス「ModuleApps2.0」と連携を開始したと発表しており、これが好材料視された。「KARTE for App」は、ネイティブアプリ上での顧客行動を解像度高くリアルタイム解析し、その人に合った内容やタイミングでアプリ内メッセージやプッシュ通知でのアクションができるプラットフォーム。今回の連携により、「ModuleApps2.0」で開発したアプリで「KARTE for App」を活用することができるようになる。また、今回の連携による取り組みとして、イオングループでアパレル・ファッションを専門に取り扱うトップバリュコレクション(千葉市美浜区)が運営する「トップバリュコレクション」公式アプリでの支援を開始した。

■三和油化工業 <4125>  6,790円  +290 円 (+4.5%)  本日終値

三和油化工業<4125>が反発。大和証券が22日付で、投資判断を新規に「2(アウトパフォーム)」、目標株価7000円でカバレッジを開始したことが好材料視されたようだ。同証券では、産業廃棄物処理を主力としているが、産業廃棄物の処理・再生を行う「リユース」「リサイクル」に加えて、原材料から調達し製造する製品分野である「化学品」が両輪となり、中長期的な拡大が期待されると評価。23年3月期の営業利益は19億円(前期比16.6%増)と会社想定の営業利益18億円を上回ると見込んでおり、続く24年3月期は同21億5000万円を予想している。

■プロレド・パートナーズ <7034>  544円  +23 円 (+4.4%)  本日終値

プロレド・パートナーズ<7034>が反発。22日の取引終了後、M&Aの初期相談に対応する「M&A DESK」を運営するDESK(東京都渋谷区)と、戦略的パートナーとしての業務提携契約を締結したと発表しており、これが好材料視された。今回の提携は、両社が連携してM&A締結前後のコスト削減・経営マネジメントサービスを提供するのが狙い。事業承継やM&A前後に際して、企業経営者が経営状況の見直しやコスト削減、売り上げ拡大施策を再検討する場合があることから、コスト削減・経営マネジメントにノウハウをもつプロレドと4000件以上のM&A相談実績を持つDESKが連携することで、これまで以上に付加価値の高いコストマネジメントやM&A前の準備、M&A後の企業価値向上に向けた提案ができるようになるとしている。

■オーケストラ <6533>  2,777円  +114 円 (+4.3%)  本日終値

Orchestra Holdings<6533>が反発。22日の取引終了後、連結子会社デジタルアイデンティティが、インターネットマーケティング事業を行うLIFULL Marketing Partners(東京都千代田区、以下LMP)の全株式を9月30日付で取得し子会社化すると発表しており、これが好材料視された。LMPがグループに加わることにより、デジタルマーケティングに関するナレッジの共有や顧客基盤の共有、サービスラインアップの拡充が図られ、顧客に対してより広範かつ品質の高いデジタルマーケティング支援が可能になると見込む。取得価額は6億9000万円。なお、22年12月期業績への影響は軽微としている。

■いい生活 <3796>  375円  +15 円 (+4.2%)  本日終値

いい生活<3796>は反発。22日の取引終了後に発表した7月度の月次概況(速報)で、クラウドソリューション事業の売上高が前年同月比13.0%増となり、5カ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。サブスクリプション売り上げが同6.0%増、ソリューション売り上げも同68.2%増とともに伸長した。

■ニレコ <6863>  985円  +37 円 (+3.9%)  本日終値

ニレコ<6863>が急伸。この日、2次電池の正・負極材製造ラインで検査や計測が可能な電極シート検査装置を開発したと発表しており、これが材料視されたようだ。今回開発した検査装置「Mujiken-RB」には、独自開発の高速カメラと高速画像処理エンジンを採用した。これにより、従来モデルと比べて高速、高精細な検査・計測が可能になったという。

■コメ兵ホールディングス <2780>  2,534円  +74 円 (+3.0%)  本日終値

コメ兵ホールディングス<2780>は続伸。午後1時ごろ、福井市に「BRAND OFF買取専門 サンステップワッセ店(FC加盟店舗)」を出店すると発表しており、北陸エリアにおける中古品の買い取り体制強化を期待した買いが入った。BRAND OFF買取専門 サンステップワッセ店は、買い取りがメインの小型店で、主な買い取り品目は宝石・貴金属、時計など。なお、同件による23年3月期の業績に与える影響は軽微としている。

■JBR <2453>  740円  +21 円 (+2.9%)  本日終値

ジャパンベストレスキューシステム<2453>は大幅反発。22日の取引終了後、8月31日付で56万823株(発行済み株数の1.62%)の自社株を消却すると発表したことが好感された。なお、消却後の発行済み株数は3412万7177株となる予定だ。

■サンワカンパニー <3187>  921円  +23 円 (+2.6%)  本日終値

サンワカンパニー<3187>が反発。22日の取引終了後、専門学生の就職活動DX(デジタルトランスフォーメーション)化ツール「Career Map(キャリアマップ)」を開発したグッドニュース(大阪市北区)と資本・業務提携したと発表しており、これが好材料視された。今回の提携は、建築業界の人材不足解消を図るのが目的。「Career Map」は専門職や技術職に特化した就職サイトであることから、サンワカンパの属する建築業界の施工管理職など、専門性が高く、採用難易度が高い分野の採用を支援することで、人材不足が懸念される建築業界の活性化が期待できるという。

■ジャストプランニング <4287>  294円  +7 円 (+2.4%)  本日終値

ジャストプランニング<4287>が反発。同社は22日、電子マネー事業などを手掛けるブルーチップ(東京都中央区)と提携したと発表しており、これが買い手掛かりとなっているようだ。同社の飲食・リテール企業向けオンライン注文プラットフォーム「iToGo」と、ブルーチップの基幹事業である自家型電子マネー・ポイントとの連携により、これまで店頭利用に限定されていた電子マネーやポイントをオンライン注文でも利用できる顧客体験の提供を開始したとしている。

●ストップ高銘柄

FLネット <9241>  1,524円  +300 円 (+24.5%) ストップ高   本日終値

エムティジェネックス <9820>  2,783円  +500 円 (+21.9%) ストップ高   本日終値

アルファ <4760>  1,704円  +300 円 (+21.4%) ストップ高   本日終値

スターツ出版 <7849>  4,800円  +700 円 (+17.1%) ストップ高   本日終値

日本出版貿易 <8072>  3,455円  +500 円 (+16.9%) ストップ高   本日終値

など、12銘柄

●ストップ安銘柄

なし

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