日本セラミックが戻り足鮮明、今期最終利益は4年ぶり大幅ピーク更新の見込み
日本セラミック<6929>がマドを開けて上昇、8月18日につけた戻り高値2669円に肉薄する場面があった。同社は赤外線センサーの世界トップ企業でグローバルベースの商品シェアは6割前後と極めて高い。電気自動車(EV)向けでは電流センサーが好調で収益に貢献している。22年12月期の最終利益は前期比2.1倍の58億円と急拡大する見込みだが、同社の過去最高純利益は18年12月期の29億2900万円であり、そこから倍増近い水準でのピーク更新となるだけに株価へのインパクトは大きい。