【市場反応】米GDP改定値予想上振れ、価格は41年ぶり最大の伸び、ドル買い優勢

市況
2022年8月25日 22時07分

米労働省が発表した先週分新規失業保険申請件数(8/19)は前週比-2000件の24.3万件と前回24.5万件から増加予想に反し減少しほぼ1か月ぶり低水準となった。また、失業保険継続受給者数(8/13)は141.5万人と、前回143.4万人から増加予想に反し減少しやはり1カ月ぶりの低水準。

米商務省が同時刻に発表した4-6月期国内総生産(GDP)改定値は前期比年率-0.6%と、速報値-0.9%から予想以上に上方修正された。また、同期個人消費改定値は前期比年率+1.5%と、速報値+1.0%から上方修正され予想に一致。また、同期GDP価格指数改定値は前期比+8.9%と、予想外に速報値+8.7%から上方修正され1981年1-3月期以降で最高となった。

予想を上回った結果を好感しドル買いが優勢となった。ドル・円は136円40銭から136円84銭まで上昇。ユーロ・ドルは0.9979ドルから0.9963ドルまで下落した。

【経済指標】

・米・先週分新規失業保険申請件数:24.3万件(予想:25.2万件、前回:24.5万件←25.0万件)

・米・失業保険継続受給者数:141.5万人(予想:144.1万人、前回:143.4万人←143.7万人)

・米・4-6月期GDP改定値:前期比年率-0.6%(予想:-0.7%、速報値:-0.9%)・米・4-6月期個人消費改定値:前期比年率+1.5%(予想:+1.5%、速報値:+1.0%)

・米・4-6月期GDP価格指数改定値:前期比+8.9%(予想+8.7%、速報値+8.7%)

《KY》

提供:フィスコ

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