個人投資家・有限亭玉介:サマーラリーはまだ継続?高成長期待のグロース株に注目【FISCOソーシャルレポーター】
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
-----------
※2022年8月22日10時に執筆
株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
米国の株高を受けて日本株も好調となっています。これまではウクライナ情勢で思惑のあるテーマ株へ買いが集中し、米長期金利の影響でグロース株が投げ売りされるという不安定な相場でした。
それが7月下旬に米長期金利やエネルギー価格の高騰などの懸念が和らいだ事に加えて、決算シーズンも相まりグロース株が復調しております。目下では底を打った米長期金利がじわじわと上げて来ているものの、日本株全体は底堅く推移している様子です。
ただ、連邦準備制度理事会(FRB)は米国の加熱する経済が落ち着くまでは利上げを続ける方針ですので、機関投資家としては着地点を探りながらこの株高に乗っているのかもしれません。そういう意味では米国の景気に左右されにくいテーマ性で調子の良いグロース銘柄には注目したいところです。
まだまだ割安で放置されているグロース株がありますし、決算シーズンを終えて改めて買われる銘柄もあるのではないでしょうか。中国の不動産リスクや米国のリセッション、ウクライナ情勢などリスクを挙げればキリがないですが、ひとまずこの株高の波を逃さないように夏の終わりのサマーラリーを楽しみたいですな。
アニメなどのトレーディングカードゲームを主力とするブシロード<7803>は、7月26日の上方修正が好感されました。8月12日の決算では、23年6月期の経常利益が減益予想となるも営業利益は微増の見通しです。チャート(日足)は下値を切り上げるか監視を強めております。
社内コミュニケーション活性化プラットホーム「TUNAG」を開発しているスタメン<4019>は8月12日の決算で業績拡大すると動意しました。長い下落トレンドから底を打ってトレンド転換できるか注視です。
8月12日の決算と併せてクレディセゾンとの業務提携を発表したブロードマインド<7343>の業績は好調で決算発表後には窓を開けて急動意しました。ファイナンシャル・ウェルビーイング領域での協業が期待される他、セゾンカード会員向けのサービスを拡充する方針です。
格安航空券の予約サイト「スカイチケット」を運営するアドベンチャー<6030>は、8月12日に決算を発表すると増益着地しております。23年6月期も過去最高益を更新する見通しです。航空・旅行関係は復活までにもう少し時間を要すると思っていましたが、これは嬉しいサプライズですねぇ。ウィズコロナ関連として監視です。
住宅設備の保守・保証業務を手掛ける日本リビング保証<7320>は、8月12日の決算発表が好調で急動意しました。長い下落基調から25日線・75日線のゴールデンクロスも成立して、ここから切り返せるか監視を強めていきたいです。
最後は、さい帯血の分離・保管など細胞バンク事業を手掛けるステムセル研究所<7096>です。4月にこちらの記事でご紹介後、堅調に下値を切り上げておりますよ。8月4日の決算発表では経常利益が前年同期比2倍近くに拡大すると、チャート(日足)は年初来高値を更新しました。業界の民間シェアは同社が99%という驚異的な数字です。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。
----
執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
《TY》