カナモトが反落、本格的な建機レンタル需要の回復に至らず22年10月期業績予想を下方修正
カナモト<9678>が反落している。前週末2日の取引終了後、22年10月期の連結業績予想について、売上高を1911億円から1869億円へ、営業利益を156億円から135億円(前期比7.7%減)へ、純利益を97億円から86億円(同3.4%減)へ下方修正したことが嫌気されている。
会計基準の変更に伴い売上高の対前期比増減率はないものの、公共投資が底堅く推移し民間建設投資も持ち直しの動きがみられている一方、地域差があり本格的な建設機械のレンタル需要の回復に至っていないことから売上高は想定を下回る。また、将来を担う人材投資の増加なども響く。
同時に発表した第3四半期累計(21年11月~22年7月)決算は、売上高1388億2800万円、営業利益91億6200万円(前年同期比15.2%減)、純利益59億2700万円(同13.2%減)だった。