シダックスは大幅反落、オイシックスによるTOBに対して反対意見を表明
シダックス<4837>は大幅反落している。5日の取引終了後、オイシックス・ラ・大地<3182>によるTOBに対して、反対の意見を表明すると発表しており、これが売り材料視されている。
シダックスによると、現時点でオイシックスがフード関連事業の提携先として不適切であると判断しているものではないとしながらも、このTOBが成立した場合、フード関連事業の協業に係る公正な検討が妨げられ、本来得られるはずであった利益を当社が失う結果となるおそれがあると指摘。また、TOB価格が市場価格からディスカウントされていることなども反対理由としている。一方、オイシックスもコメントを発表しており、引き続き手続きを進めるとしている。