東京通信が急騰、メタバース関連で注目度高く出資先企業のTV番組紹介で思惑浮上
東京通信<7359>が急速人気化、一時24.5%高の1413円と急騰しグロース市場で値上がり率トップとなる場面もあった。売買高も前場段階で146万株まで膨らんだ。スマートフォンゲームの開発やネット広告代理事業を展開する。今月2日には「ニンテンドースイッチ」向けゲームの配信を材料視され上値を指向した経緯がある。
今回の株価急動意について同社のIRでは「当社からのリリースした新たな情報はないが、(株価急動意の材料として)推察されるのは、当社が出資しているブロックチェーン技術を活用したエンターテインメントの企画を行うオーバース(東京都千代田区)が前日のテレビ番組で紹介されたこと。これが手掛かりとなっているのではないか」としている。これまで東京通信はメタバース関連の一角としても人気素地が指摘されているが、時価総額70億円未満と小型で値動きが早く、短期資金の注目度も高いことから買いが買いを呼ぶ展開となったようだ。