東京株式(前引け)=続落、米株安を受け一時2万7000円割れ

市況
2022年9月22日 11時45分

22日前引けの日経平均株価は前営業日比265円76銭安の2万7047円37銭と続落。前場のプライム市場の売買高概算は5億8619万株、売買代金概算は1兆3335億円。値上がり銘柄数は428、対して値下がり銘柄数は1318、変わらずは91銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株市場でNYダウなど主要株価指数が下落したことを受けリスク回避の売りに押される展開となった。主力株中心に値を下げ、日経平均は一時2万7000円台を割り込んだ。注目されたFOMCではFRBが3会合連続の0.75%の政策金利引き上げを決定したほか、今後も大幅な利上げを続ける姿勢を示したことで、これを嫌気する売りを誘発している。世界景気のリセッション懸念から景気敏感株やハイテク株などの買いポジションを低める動きが優勢となっている。一方、下値では値ごろ感からの押し目買いも観測され、売り一巡後は下げ渋った。

個別では断トツの売買代金をこなしたダブル・スコープ<6619>が乱高下、前引け時点では小幅安で着地した。レーザーテック<6920>が軟調、ソフトバンクグループ<9984>も売りに押された。ファーストリテイリング<9983>が安く、ダイキン工業<6367>も値を下げた。ネクシィーズグループ<4346>は大幅安。半面、レノバ<9519>が商いを伴い上昇、三菱重工業<7011>もしっかり。JR東日本<9020>が買い優勢となったほか、東芝<6502>も値を上げた。ベイカレント・コンサルティング<6532>も高い。チェンジ<3962>の上げ足も目立つ。

出所:MINKABU PRESS

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