株価指数先物【昼のコメント】 指数インパクト大の値がさ株が軟調のなか、NT倍率は一時14.06倍まで低下

市況
2022年9月30日 12時17分

日経225先物は11時30分時点、前日比390円安の2万5950円(-1.48%)前後で推移。寄り付きは2万6230円と、売り先行ながらシカゴ日経平均先物(2万6175円)を若干上回って始まった。その後、2万6260円まで下げ幅を縮める場面もあったが、現物市場が始まると下落幅を広げる動きとなった。ナイトセッションの安値水準まで下げた後は2万6000円辺りで底堅さも見られたが、前場半ば辺りから下げ幅を広げ、前引けにかけて2万5920円まで売られた。

グローベックスの米株先物が小幅ながらマイナス圏で推移しているほか、指数インパクトの大きいファーストリテイリング <9983> [東証P]や東京エレクトロン <8035> [東証P]、ソフトバンクグループ <9984> [東証P]、アドバンテスト <6857> [東証P]、ファナック <6954> [東証P]が弱い動きであり、指数の重荷となった。米株安のほか、日経平均構成銘柄の定期入れ替えに伴うリバランス需給も影響しているようだ。この影響でNT倍率は先物中心限月で一時14.06倍まで低下する場面も見られた。

短期筋のショートも入っていると見られ、ボリンジャーバンドの-2σ水準まで下げたため、後場はショートカバーが意識され下げ渋る動きもありそうだ。ただし、5日移動平均線が位置する2万6150円辺りに上値を抑えられる可能性があるため、節目の2万6000円を挟んだこう着になりそうだ。

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