タカラバイオが反発、経産省の「ワクチン生産体制強化のためのバイオ医薬品製造拠点等整備事業」に採択
タカラバイオ<4974>が反発している。同社は9月30日、経済産業省が進める21年度補正予算「ワクチン生産体制強化のためのバイオ医薬品製造拠点等整備事業」に採択されたと発表しており、これが好材料視されている。
同整備事業により、同社は感染症パンデミック発生時にはワクチン製造を行い、平時には再生・細胞医療・遺伝子治療の開発・製造を支援するCDMO事業を行うデュアルユース製造設備(ワクチン製造拠点の整備事業)、並びにワクチン製造に不可欠な部素材などの製造設備の整備を、同整備事業の補助金を活用して本社地区において進めるとしている。