伊藤忠が大幅続伸、23年3月期最終利益と配当予想を上方修正
伊藤忠商事<8001>は大幅続伸。きょう寄り付き前、23年3月期の最終利益予想を、従来予想の7000億円から8000億円(前期比2.5%減)へ上方修正したことが好感されている。引き続き基礎収益が順調に積み上がっている状況を踏まえたという。
また、65円としていた期末配当予想を75円にするとしており、これも好材料視されている。年間配当は140円となり、前期実績に対しては30円の増配になる予定だ。
同時に上限を1100万株(発行済み株数の0.7%)、または350億円とする自社株買いを実施すると発表した。取得期間は22年10月4日から23年1月31日までで、機動的な資本政策の遂行を図るためとしている。