壱番屋が23年2月期業績予想を下方修正
壱番屋<7630>が5日の取引終了後、23年2月期の連結業績予想について、売上高を518億円から472億円(前期比4.8%増)へ、営業利益を47億3000万円から30億5000万円(同6.8%増)へ、純利益を33億5000万円から21億9000万円(同25.0%減)へ下方修正した。
最近の売り上げ動向などを踏まえ下期の国内既存店売上高の前提を前年同期比18.1%増から同2.0%増へ引き下げたほか、海外ではゼロコロナ政策を維持する中国の業績回復が遅れる見通しであることが響く。あわせて国内で展開する「カレーハウス CoCo 壱番屋」で、ベースのカレーソースや一部トッピングなどを12月1日から値上げすることも発表した。同件による業績予想への影響は織り込み済みとしている。
なお、同時に発表した第2四半期累計(3~8月)決算は、売上高228億7400万円(前年同期比4.2%増)、営業利益13億1700万円(同10.2%増)、純利益10億2100万円(同32.8%減)だった。