本日注目すべき【好決算】銘柄 毎コムネット、ローム、セブン&アイ (6日大引け後 発表分)

注目
2022年10月7日 7時01分

6日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

毎コムネット <8908> [東証S]  ★6-8月期(1Q)経常は2.8倍増益・上期計画を超過

◆23年5月期第1四半期(6-8月)の連結経常利益は前年同期比2.8倍の8.5億円に急拡大して着地。不動産デベロップメント部門で販売用不動産の売却件数が3件(前年同期は1件)に増加したことが寄与。課外活動ソリューション部門や人材ソリューション部門の収益拡大も大幅増益につながった。

上期計画の4.9億円をすでに大きく上回っており、業績上振れが期待される。

ローム <6963> [東証P]  ★上期経常を一転85%増益に上方修正

◆23年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の360億円→700億円に94.4%上方修正。従来の4.9%減益予想から一転して84.9%増益見通しとなった。電子化ニーズの高まりや新市場への参入など背景に、売上高が計画を上回ったことが寄与。固定費の圧縮効果に加え、円安進行で為替差益が発生したことも利益を大きく押し上げた。

セブン&アイ <3382> [東証P]  ★今期経常を7%上方修正・3期ぶり最高益更新へ

◆23年2月期上期(3-8月)の連結経常利益は前年同期比26.7%増の2197億円に伸びて着地。併せて、通期の同利益を従来予想の4135億円→4424億円に7.0%上方修正。増益率が15.3%増→23.4%増に拡大し、3期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

米国でガソリンの小売価格が急上昇し、上期の売上高が想定以上に増加したことに加え、想定為替レートを1ドル=127円から131円へ円安方向に見直したことなどが上振れの要因。

買取王国 <3181> [東証S]  ★今期経常を25%上方修正

◆23年2月期の経常利益(非連結)を従来予想の2億3400万円→2億9200万円に24.8%上方修正。増益率が6.8%増→33.3%増に拡大する見通しとなった。活発なリユース市場を背景に、7月に過去最高売上高を記録するなど、足もとの業績が好調に推移していることが要因。

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