東京株式(大引け)=195円安と5日ぶり反落、米株安受け売り先行に

市況
2022年10月7日 15時51分

7日の東京株式市場で日経平均株価は5日ぶりに反落。前日の米株式市場が下落したほか、米雇用統計の発表や3連休を控えて持ち高調整の売りが先行した。

大引けの日経平均株価は前日比195円19銭安の2万7116円11銭。プライム市場の売買高概算は11億1196万株。売買代金概算は2兆7195億円となった。値上がり銘柄数は500と全体の約27%、値下がり銘柄数は1254、変わらずは82銘柄だった。

前日の米株式市場では、NYダウが346ドル安と続落し3万ドルを割り込んだ。米長期金利の上昇が警戒感を呼んだ。米株安を受けた、この日の寄り付きの日経平均株価は335円安と2万7000円割れでスタートした。ただ、下値には値頃感からの買いも流入し、売り一巡後は下げ幅を縮小した。今晩は米9月雇用統計の発表が予定されているほか、東京市場は明日から3連休となることもあり、後場にかけては様子見姿勢も強まった。今月11日から政府の観光支援策「全国旅行支援」が始まることもあり、空運やJR株など旅行関連株が買われた。

個別銘柄では、東京エレクトロン<8035>やソニーグループ<6758>、キーエンス<6861>、日本電産<6594>が安く、日本郵船<9101>や商船三井<9104>など海運株が売られた。トヨタ自動車<7203>や信越化学工業<4063>、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、セブン&アイ・ホールディングス<3382>も軟調だった。リクルートホールディングス<6098>やダイキン工業<6367>も値を下げた。

半面、レーザーテック<6920>やソフトバンクグループ<9984>、ファーストリテイリング<9983>が高く、日本航空<9201>やANAホールディングス<9202>、JR東日本<9020>、JR東海<9022>が買われた。メルカリ<4385>やマイクロ波化学<9227>、M&A総合研究所<9552>といった中小型株も値を上げた。

出所:MINKABU PRESS

最終更新日:2022年10月07日 15時51分

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