サイエンスAが反発、「Buddycom」を京王の全駅・全車掌に提供
サイエンスアーツ<4412>が反発している。13日の取引終了後、同社のIP無線アプリ「Buddycom(バディコム)」を、京王電鉄<9008>が全駅・全車掌に導入したと発表しており、好材料視されている。
京王では、職場によって異なるものの、職場間のコミュニケーションツールは携帯電話・固定電話・乗務室に固定されている列車無線をメインに使用していたが、Buddycom導入により、乗務員は乗務員室に戻らずその場で連絡し、迅速にコミュニケーションを取れるようになったという。また、Buddycomの映像のライブ配信機能で、現場に居合わせることなく詳細な情報連携が遠隔で実現したほか、音声が自動で文字化して残るため会話の確認にも役立っているとしている。