【クラウドファンディング】オールインワンで運用 オンライン集客支援サービスの集客クラウド、10月20日募集開始

経済
2022年10月14日 15時20分

オンラインマーケティングのさまざまな手法を集約したオンライン集客支援サービスを提供する集客クラウド株式会社(東京都港区)が、株式投資型クラウドファンディング(普通株式型)による出資を募集します。申し込みは10月20日19時30分開始を予定しています。

・ 普通株式型
・ 目標募集額:1000万円、上限募集額:4000万円
・ 事業会社/CVC出資実績あり
・ エンジェル税制あり(優遇措置A)
・ みなし時価総額:2億5420万円
・ 類似上場企業:ネットイヤーグループ、イノベーション、シャノン、ナレッジスイート、プラスアルファ・コンサルティング、WACUL、Appier Group、CINC

※「みなし時価総額」はミンカブ編集部が「発行済み株式数×募集株式の払込金額」により試算

SEO対策、MEO対策をオールインワンで

「集客クラウド」は、オンラインマーケティングのさまざまな手法を1つに集約したオンライン集客支援サービスで、飲食店や美容院、学習塾、アミューズメント施設、スポーツジムなど、さまざまな業種・業態で利用できます。

【タイトル】

(出典:FUNDINNO)

同社は、それらの店舗経営にオンラインマーケティングは欠かせないものの、MEO(マップエンジン最適化)対策やSEO(検索エンジン最適化)対策、SNS運用、顧客管理などさまざまな手法が存在しており、業務に追われる店舗がそれらを効果的に活用するのは簡単ではないと分析しています。

しかし、オンラインマーケティングを専門業者に依頼しても「SEO対策のみ」「MEO対策のみ」と1つの手法に特化していることが多いため、マーケティングツールの全てをカバーするには複数の業者に依頼することになり、その分、費用がかさんでしまうのが現状だといいます。

「集客クラウド」は1つのサービスでMEO対策、SEO対策、クチコミ訴求などのオンラインマーケティングを全てオールインワンで運用でき、日々の業務で忙しい店舗では運用の時間が取れないことも考慮し、店舗紹介文の作成や定期投稿などの運用も代行しています。

費用は月額1万4800円(税別)で、2022年4月の正式版リリースからわずか半年で約300店が導入しています。

【タイトル】

(出典:FUNDINNO)

同社は今後、店舗ビジネスに強いパイプを持つ企業を中心に販売代理店を増やし、導入店舗を開拓するとともに、機能としてはマーケティングだけでなく、採用ページやアプリ化なども想定しており、お店の経営に欠かせないサービスを提供していきたい考えです。

同社は「新たに店舗ビジネスを始める全ての方が、ひとまず『集客クラウド』に登録しておけば、集客は安心で、本業の店舗経営に集中できることが当たり前になるような世界観の構築を目指しています」としています。


使いこなせなければ、運用代行も

同社はオンラインマーケティングについて、メールマーケティングやSNS運用、SEO対策、MEO対策などさまざまな手法が存在しており、小規模店舗では、日々の作業に追われながら、それらの手法一つ一つの本質を理解して活用するのは簡単ではないと考えています。

また、SEO対策やMEO対策を行う専門業者は多いものの、専門業者に外注しても思うような効果が出ないことが少なくないのは、オンラインマーケティングは複数の手法を組み合わせることで大きな効果を発揮するもので、1つの対策だけをしても、集客には結び付きにくいからだとしています。

一方で、SEO対策はA社、MEO対策はB社、ホームページ作成はC社と複数の専門業者に依頼すると、外注費がかさみ、店舗はいつまでも思うような集客ができず、経営が安定しないという問題があるといいます。

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(出典:FUNDINNO)

「集客クラウド」は、オンラインマーケティングに必要なさまざまな機能を1つに集約したオンライン集客支援サービスとして、SEO対策▽MEO対策(Googleビジネスプロフィールの最適化および運用)▽クチコミマーケティング▽好みのテンプレートを選ぶだけでSEO対策が施されたホームページの生成▽SNSマーケティング(各種SNSの最適な運用施策の提案)などのほか、顧客管理やインサイトデータのレポート機能などを搭載しています。

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(出典:FUNDINNO)

特にMEO対策については、毎日4000件以上のデータを収集しており、数十万件以上のデータベースをもとに、機械学習を使った分析を行うことにより、常に最適な対策を提案できるほか、顧客管理やデータレポート、情報自動同期、複数店舗一括操作などの機能を実装しており、サービス一つで、ほぼすべてのオンラインマーケティングの手法に対応しているといいます。

また、UI/UXにもこだわって操作方法を簡素化しているため、システムに不慣れな人やオンラインマーケティングになじみのない小規模店舗でも簡単に操作でき、それでもサービスを使いこなせない、または運用する時間がない場合は、同社が運用を代行しています。

料金はシステム利用から運用代行まで含めて、オールインワンで月額1万4800円(税別)で、導入店舗の中には、わずか3カ月でGoogleビジネスプロフィール(GBP)の閲覧数が約211%増、ホームページのアクセス数が約266%増となった事例もあるといいます。

5年以内に導入店舗6000店を目指す

「集客クラウド」は2022年4月に正式版をリリース後、導入店舗数が、わずか半年で約300店まで増え、月10~100店舗ほどのペースで増加中。半数は小規模店舗で、残りの半数は中古買取販売大手の株式会社エコリング、カフェやレストランを展開するカフェ・カンパニー株式会社などのチェーン店だといいます。今後、小規模店舗の開拓を積極的に進めることで、他社との差別化を図りたい考えです。

また、「集客クラウド」は飲食店のほか、美容室や学習塾、アパレル、アミューズメント、福祉施設などさまざまな店舗ビジネスに対応可能で、これらのジャンルを合わせると、国内に約300万店舗あることから(経済センサス)、5年以内に6000店以上の導入、月商8000万円超を目指しています。

集客戦略としては、直販や代理店、アライアンスパートナーを含めたさまざまな方法を活用しているほか、アウトバウンド・インバウンドを併用した営業、また、営業代行やフリーランス人材を活用した代理店戦略を進めています。銀行や地方銀行、フードデリバリー運営会社や予約システム運営会社など、アライアンスパートナーとの連携も含めて、導入店舗を開拓していく方針です。

同社は、ただサービスを提供するだけでなく、カスタマーサポートにも注力し、サービスの使い方や運用方法などを気軽に相談できる体制があること、また、延べ1000店舗以上の店舗運営をサポートしてきたメンバーが所属しており、店舗におけるオペレーションやノウハウなどの知見があることを自社の強みとしています。

今後の成長に向けて

(1)今後の成長に耐えられるよう、システム開発と社内体制の強化を

今回の資金調達の主目的はシステム開発費用と販路拡大費用で、前者については、まず、ホームページの機能強化を目指しており、店舗の採用ページ機能やECサイト制作機能、CRM(顧客関係管理)機能などを追加し、店舗ビジネスに必要なWeb機能の全てに対応できるようにする予定です。また、バックオフィス支援機能など必要な機能を段階的に追加しつつ、現状はウェブアプリで運用しているものをアプリ化していく方針です。

販路拡大については、必要に応じて、営業人員やカスタマーサポートを増員し、販売代理店加盟の促進や導入店舗のサポート体制を充実させたい考えです。そうすることで、今後の成長速度に耐えられる社内体制を整えていくとしています。

(2)「集客クラウド」に登録すれば集客は安心、という世界観の構築

今後、消費者ニーズの変化や技術の発展とともに、新たなサービスが登場することを想定していますが、ただサービスを提供するだけでなく、「集客クラウド」にない機能やサービスが必要ならば、積極的に改良を行う方針です。

将来的には、店舗でもウェブでも、新たなビジネスに挑戦しようとしているすべての人が、ひとまず「集客クラウド」に登録すれば、集客面は安心できるような世界観の構築を目指していくとしています。

(3)将来的なEXITはバイアウトを想定

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(出典:FUNDINNO)

(4)2027年に利用店舗数約6900店舗を計画

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(出典:FUNDINNO)

株主構成

同社は、以下の事業会社より出資を受けています。

・株式会社TEORY

・株式会社アドバンスホールディングス

類似上場企業(業態やサービス・製品などで類似性の見られる企業)

・ネットイヤーグループ <3622> [東証G]

・イノベーション <3970> [東証G]

・シャノン <3976> [東証G]

・ナレッジスイート <3999> [東証G]

・プラスアルファ・コンサルティング <4071> [東証G]

・WACUL <4173> [東証G]

・Appier Group <4180> [東証G]

・CINC <4378> [東証G]

発行者・募集情報

■募集株式の発行者の商号及び住所、資本金等

集客クラウド株式会社

東京都港区赤坂二丁目10番2号吉川ビル2階

資本金:9,500,000円(2022年9月30日現在)

発行済株式総数:108株(同)

発行可能株式総数:10,000株

設立日:2021年1月18日

決算日:7月31日

※2022年6月30日に株主総会決議を行った募集株式の発行に伴い、現在、資本金の額及び発行済株式総数の登記申請中。登記完了後の資本金の額は19,500,000円、発行済株式総数は124株となる。また、2022年10月28日を効力発生日として、1株を205株にする株式分割に伴う発行済株式総数、発行可能株式総数の変更の株主総会決議を予定しており、登記完了後の発行済株式総数は25,420株、発行可能株式総数は100,000株となる。

■募集株式の発行者の代表者

代表取締役 今井宣聡

■募集株式の種類及び数(上限)

普通株式 4,000株

■募集株式の払込金額

1株あたり 10,000円

■資金使途

・目標募集額達成時の資金使途内訳

調達額1,000万円を以下の目的に充てる

広告宣伝費 390万円

開発人件費 390万円

手数料 220万円

・上限募集額達成時の資金使途内訳

上記に追加し、調達額3,000万円(目標募集額1,000万円と上限募集額4,000万円との差額)を以下の目的に充てる予定

広告宣伝費 1,610万円

開発人件費 730万円

手数料 660万円

■投資金額のコース及び株数

100,000円コース(10株)

200,000円コース(20株)

300,000円コース(30株)

400,000円コース(40株)

500,000円コース(50株)

1,000,000円コース(100株)

2,000,000円コース(200株)

3,000,000円コース(300株)

4,000,000円コース(400株)

5,000,000円コース(500株)

※特定投資家口座以外からの申し込みの場合、500,000円コース(50株)までしか申し込みできない。なお、特定投資家口座からの申し込みの場合、5,000,000円コース(500株)を上限とする。

■申込期間

2022年10月20日~10月26日

■目標募集額

10,000,000円(上限募集額 40,000,000円)

※特定投資家口座全体からの申し込みの上限は32,000,000円とする。

■払込期日

2022年11月18日

■連絡先

集客クラウド株式会社

電話番号:03-4405-4690

メールアドレス:support@shukyaku-cloud.com

※本株式投資型クラウドファンディングの詳細については、FUNDINNOの下記ページをご覧ください。

<リリース後半年で約300店舗導入>様々な店舗集客をオールインワンでサポートし、店舗ごとに最適なマーケティング施策を提案する「集客クラウド」

【タイトル】

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