室町ケミカルは大幅3日続伸、輸入減薬販売堅調で上期業績予想を上方修正

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2022年10月17日 9時39分

室町ケミカル<4885>は幅高で3日続伸している。前週末14日の取引終了後、第2四半期累計(6~11月)単独業績予想について、売上高を29億円から30億円(前年同期比6.8%増)へ、営業利益を9000万円から1億9000万円(同41.2%減)へ、純利益を5000万円から1億4500万円(同44.6%減)へ上方修正したことが好感されている。

第1四半期に好調だった輸入原薬の販売が引き続き堅調に推移していることに加えて、仕入価格の上昇について販売価格への転嫁が進んだことや、当初見込んでいたより円安の影響が抑えられたことなどが寄与する。なお、23年5月期通期業績予想は、売上高61億円(前期比7.4%増)、営業利益3億8000万円(同13.1%減)、純利益2億5000万円(同45.2%減)の従来見通しを据え置いている。

同時に発表した第1四半期(6~8月)決算は、売上高15億2600万円(前年同期比14.9%増)、営業利益1億2900万円(同23.3%減)、純利益8600万円(同29.4%減)だった。輸入原薬の取引量が増加する一方、OEM製品の大口顧客での需要が一段落した健康食品事業の売り上げが減少した。また、展示会など販売戦略費の増加も利益を圧迫した。

出所:MINKABU PRESS

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