タカチホが大幅高、インバウンドによる土産品の需要増加で2000円大台復帰にらむ
タカチホ<8225>が大幅高に買われ、一時11%高の1987円まで上値を伸ばし約1カ月半ぶりに2000円台乗せをうかがう展開となった。長野を本拠に土産品の卸売で国内最大手に位置する。卸事業だけではなく菓子製造のほか、商品開発なども多角的に行っており展開力に富む。インバウンド消費は土産関連の売り上げにも反映され、これは足もとの円安進行で更に購買意欲を活発化させることが予想される状況にある。そうしたなか、同社の業績も最悪期を脱し、23年3月期は営業黒字転換が見込まれ、売り物薄のなか上値追いが加速している。