コメダに強気評価、国内有力証券は目標株価2850円に引き上げ
コメダホールディングス<3543>に強気評価が出ている。岩井コスモ証券は14日、同社株の投資判断「A」を継続するとともに、目標株価を2600円から2850円に引き上げた。同社はフルサービス型の喫茶店「コメダ珈琲店」をフランチャイズチェーン(FC)展開している。第2四半期(3~8月)累計の連結営業利益は前年同期比1.1%減の37億5600万円となったが、FC加盟店向け卸売売上高は、既存店で前年同期比4.0%増と堅調。FC加盟店向け卸売価格の値上げを実施した9月の卸売売上高(既存店)が前年同月比10.2%増と好調であり、下期は利益率の改善が期待できるとみている。23年2月期の同利益は80億円(前期比9.5%増)予想とされているが、同証券では81億円への増額修正を見込み、24年2月期は90億円と試算している。