本日注目すべき【好決算】銘柄 ＳＡＮＫＹＯ、ＤＶｘ、常磐興 (17日大引け後 発表分)

17日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

ＳＡＮＫＹＯ <6417> [東証Ｐ]　　★今期経常を56％上方修正

◆23年3月期の連結経常利益を従来予想の295億円→460億円に55.9％上方修正。増益率が32.5％増→2.1倍に拡大する見通しとなった。前期に投入した「ガンダム」や「エヴァンゲリオン」のパチンコ機が好調に推移しているうえ、パチスロ機の販売も想定以上に伸び、売上高が計画を22.7％も上回ることが利益を押し上げる。電子部品の調達難によるコスト上昇は増収効果や部品リサイクルなどで吸収する。

ＤＶｘ <3079> [東証Ｓ]　　★上期経常を一転17％増益に上方修正

◆23年3月期上期(4-9月)の経常利益(非連結)を従来予想の4.4億円→6.1億円に37.4％上方修正。従来の14.7％減益予想から一転して17.2％増益見通しとなった。新型コロナウイルス感染症第7波の影響で売上高は計画を下回ったものの、販管費の一部に執行の遅れがあったことで利益は上振れした。

常磐興 <9675> [東証Ｓ]　　★今期経常を76％上方修正

◆23年3月期の連結経常損益を従来予想の2.1億円の黒字→3.7億円の黒字(前期は23.1億円の赤字)に76.2％上方修正した。燃料商事事業の取引にかかる売上計上の変更や「スパリゾートハワイアンズ」の集客伸び悩みで売上高は計画を下回るものの、持ち分法による投資利益と助成金の増加で利益は改善する。

株探ニュース