日本国土開発は大幅続落、第1四半期営業利益は35%減で着地
日本国土開発<1887>は大幅続落している。17日の取引終了後に発表した第1四半期(6~8月)連結決算が、営業利益7億1700万円(前年同期比34.9%減)、純利益5億4200万円(同25.5%減)と大幅減益となったことが嫌気されている。
土木事業や建築事業で手持ち工事が順調に進捗したことで、売上高は284億7400万円(同8.3%増)と伸長したが、建築事業で前年同期に寄与した好採算案件が竣工により減少したことに加えて、受注競争の激化や資材価格高騰の影響で減益を余儀なくされた。
なお、23年5月期月業績予想は、売上高1710億円(前期比34.9%増)、営業利益90億円(同13.1%増)、純利益63億円(同14.7%減)の従来見通しを据え置いている。