米国株見通し:下げ渋りか、金利高止まりも好決算に期待

市況
2022年10月20日 13時54分

(13時50分現在)

S&P500先物      3,680.90(-14.3)

ナスダック100先物  11,016.10(-87.3)

米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅安、NYダウ先物は20ドル安。米長期金利は高水準を維持し、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。

19日の主要3指数は反落。取引中盤からマイナスに転じたものの、下げ渋る展開となり、ダウは99ドル安の30423ドルで引けた。物価の高止まりを背景に連邦準備制度理事会(FRB)による引き締め加速に思惑が広がるなか、金利高を手がかりにハイテク関連が売られ下げを主導。他に消費や景気敏感の銘柄も売られた。ただ、前日下げたネットフリックスは契約者数の増加を好感した買戻しが強まり、急激な買戻しが目立った。

本日は下げ渋りか。11月開催の連邦公開市場委員会(FOMC)で大幅利上げ継続が見込まれ、金利高を背景とした株売りが先行しそうだ。ただ、今晩発表のフィラデルフィア連銀製造業景気指数は前回から改善が予想されるが、低調な内容とみられ、FRBのタカ派政策への警戒は一服。一方、アメリカン航空やユニオン・パシフィックなどの決算発表から消費の動向を読み解く展開で、想定を上回る内容なら指数を支える材料になるだろう。

《TY》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.