神戸物産は冴えない、9月単体営業利益は8カ月ぶり前年割れ
神戸物産<3038>は冴えない。全体相場が上昇するなか、同社株はマイナス圏で推移している。同社は前週末21日取引終了後、9月度の単体業績速報を開示した。売上高は前年同月比9.2%増の363億100万円となった一方、営業利益は同3.1%減の18億6000万円だった。営業利益が8カ月ぶりに前年同月を下回ったことを嫌気した売りが株価の重荷となっているようだ。食品スーパーの「業務スーパー」は新規で7店舗出店。会社側は冷凍野菜など引き続き堅調だったほか、飲食店向けの大容量商材も伸びたとしている。経常利益は同3.3%増の21億6500万円となった。