トランコムがウリ気配、23年3月期は一転営業減益の見通し
トランコム<9058>がウリ気配。24日取引終了後、23年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算の発表にあわせ、通期の業績予想を見直した。営業利益予想は従来の85億3000万円から前期比2.4%減の78億円に下方修正した。営業利益と経常利益は増益予想から一転、減益の見通しとなったほか、最終利益の増益率も従来の計画に対し低下しており、これらを嫌気した売りが膨らんだ。燃料費高騰による原価上昇や、ロジスティクスマネジメント事業における先行投資などが響く。