イードが続伸、エフ・アイ・ティー・パシフィックを子会社化へ
イード<6038>が続伸している。25日の取引終了後、自動車の衝突・安全分野と、データセンターや商業施設・オフィスビルのファシリティマネジメントに関する事業を手掛けるエフ・アイ・ティー・パシフィック(東京都台東区、以下FITP社)の発行済み株数の70.7%を11月1日をメドに取得し子会社化すると発表しており、好材料視されている。
FITP社の自動車関連事業では、衝突・安全領域のソリューションを販売するだけでなく、所有する施設「つくばテクニカルセンター」のISO認定設備を使っての試験・実験サービスも提供。そのため今後は、イードグループの強みであるメディア・リサーチによる発信力を生かし、CASE/MaaS時代の新しいモビリティ環境にフィットした安心・安全・快適を自らテストし評価する「Labo」としての情報発信が可能になるとしている。なお、同件による23年6月期業績への影響は現在精査中としている。