日本新薬が一時9%高、9月中間期業績の計画上振れ着地を材料視
日本新薬<4516>が急伸。上昇率は一時9%を超えた。26日取引終了後、23年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結業績について、売上高に相当する売上収益が670億円から710億円に、最終利益が113億円から155億円に上振れて着地したようだと発表。これを材料視した買いが入ったようだ。
今期から国際会計基準を適用しており前期との比較はできないが、米国におけるデュシェンヌ型筋ジストロフィーを対象とした治療薬「ビルテプソ」の売り上げが好調だったほか、国内医薬品事業、機能食品事業も堅調に推移した。想定を上回る増収となった一方で、研究開発費が当初の予想を下回り、為替差益も発生した。通期の業績予想については現在精査中であり、11月10日に予定する決算発表時に開示するとしている。