エスリードが後場上げ幅拡大、今期配当の40円増額修正を好感
エスリード<8877>が後場に入り上げ幅を拡大。一時5%を超す上昇となった。午後1時、23年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算の発表にあわせて配当予想を増額修正し、これを材料視した買いが集まった。中間配当は20円増配の40円(従来の予想は20円)で決定。期末配当予想も20円増配の40円に(同20円)に見直した。これにより年間配当予想は40円増配の80円と大幅な増額修正となった。
4~9月期の連結決算は、最終利益が前年同期比9.8%増の14億円と、これまでの計画を4億円上回って着地した。主力の不動産販売事業において、利益率の高い物件の引き渡しが前倒しとなったほか、広告宣伝などの販売経費が想定を下回ったという。