【投資部門別売買動向】海外勢が一手売りとなる一方、個人と信託銀が買いに回る (10月第3週)

市況
2022年10月27日 20時00分

●海外勢が一手売りとなる一方、個人と信託銀が買いに回る

東証が27日に発表した10月第3週(17日~21日)の投資部門別売買動向(現物)によると、米長期金利の上昇が重しとなり日経平均株価が前週末比200円安の2万6890円と2週連続して下落したこの週は、海外投資家が3週ぶりに売り越した。売越額は4930億円だった。前週は1524億円の買い越し。海外投資家は先物の投資部門別売買動向では日経225先物、TOPIX先物、ミニ日経225先物、ミニTOPIX先物の合計で2週ぶりに買い越した。買越額は1399億円だった。現物と先物の合算では2週連続で売り越し、売越額は3530億円と前週の712億円から拡大した。

一方、個人投資家は3週ぶりに買い越し、買越額は1482億円だった。前週は136億円の売り越しだった。年金基金の売買動向を映すとされる信託銀行が4週連続で買い越し、買越額は1330億円と前週の1459億円から縮小した。

海外投資家のほぼ一手売りで日経平均が2週続落する中、個人投資家と信託銀行が買いに回った。

■投資部門別売買代金差額 (10月17日~21日)

東証・名証2市場の内国普通株式市場の合計[総合証券ベース(全50社)]

※単位:億円(億円未満切り捨て) ▲は売り越し

  海外投資家 信託銀行 個人合計 [  現金  信用 ] 日経平均 ( 前週比 )

10月 ―――

第3週    ▲4,930   1,330   1,482 [   96  1,386 ] 26,890円 ( -200 円)

第2週     1,524   1,459   ▲136 [  ▲769   633 ] 27,090円 ( -25 円)

第1週     4,035   2,301  ▲4,544 [ ▲2,675 ▲1,869 ] 27,116円 ( +1178 円)

9月 ―――

第4週    ▲5,644    641   6,206 [  4,649  1,556 ] 25,937円 ( -1216 円)

第3週    ▲1,756   ▲817   2,036 [  1,522   513 ] 27,153円 ( -413 円)

第2週     ▲670  ▲1,194   2,784 [   896  1,887 ] 27,567円 ( -647 円)

第1週     ▲213  ▲2,650  ▲1,090 [  ▲737  ▲353 ] 28,214円 ( +563 円)

8月 ―――

第5週    ▲4,273   ▲587   6,910 [  3,752  3,158 ] 27,650円 ( -990 円)

第4週    ▲1,212   ▲19   1,840 [   524  1,316 ] 28,641円 ( -288 円)

第3週     ▲222    51  ▲1,871 [ ▲2,242   371 ] 28,930円 ( +383 円)

第2週     1,229   ▲97  ▲2,747 [ ▲2,366  ▲381 ] 28,546円 ( +371 円)

第1週     ▲820  ▲1,648   ▲58 [  ▲496   437 ] 28,175円 ( +374 円)

7月 ―――

第4週    ▲3,083    116    140 [  ▲383   524 ] 27,801円 ( -113 円)

第3週     1,919    829  ▲5,699 [ ▲4,197 ▲1,501 ] 27,914円 ( +1126 円)

第2週    ▲1,443   1,157   ▲107 [  ▲657   550 ] 26,788円 ( +271 円)

第1週     4,307   1,363  ▲3,047 [ ▲2,046 ▲1,001 ] 26,517円 ( +581 円)

6月 ―――

第5週    ▲3,673   3,522   1,517 [   287  1,229 ] 25,935円 ( -556 円)

第4週    ▲1,656    745  ▲1,017 [  ▲373  ▲643 ] 26,491円 ( +528 円)

第3週    ▲8,044    643   7,069 [  4,260  2,809 ] 25,963円 ( -1861 円)

第2週     1,823   ▲119   ▲15 [ ▲1,048  1,033 ] 27,824円 ( +62 円)

第1週     ▲410   ▲863  ▲2,080 [ ▲2,164   83 ] 27,761円 ( +979 円)

※「信託銀行」は年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)など年金基金の売買動向を映すとされる部門。「個人・現金」は個人投資家による現物取引の売買動向、「個人・信用」は個人投資家による信用取引の売買動向。

※日銀が金融緩和策の一環として実施しているETF(上場投資信託)の買い入れは、ETFを組成する証券会社の自己売買部門を通じて買い入れているとみられる。

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