株価指数先物【昼のコメント】 リバランスに伴うショートカバーにより、2万7500円を上回って底堅い値動き

市況
2022年11月1日 12時05分

日経225先物は11時30分時点、前日比90円高の2万7640円(+0.32%)前後で推移。寄り付きは2万7620円と、シカゴ日経平均先物(2万7550円)を上回り、買いが先行して始まった。寄り付き直後に2万7660円まで上げ幅を広げた後は、戻り待ちの売りに押されて前場半ばには2万7520円と下落に転じる場面も見られた。ただし、米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えるなかで、リバランスに伴うショートカバーが入っていると見られ、前引けにかけてプラス圏を回復すると、2万7600円を上回って推移している。

日経225先物の日中値幅は140円程度と狭いレンジでの推移ながら、2万7500円に接近する局面ではショートカバーの動きが意識された。75日移動平均線を上回っているほか、一目均衡表では雲のねじれも上回って推移しており、短期筋のショートは早い段階でカバーに向かわせている。グローベックスの米株先物は主要な株価指数がプラス圏で推移し、指数インパクトの大きいソフトバンクグループ <9984> [東証P]が連日の年初来高値更新で指数をけん引するなか、後場もリバランスの動きが強まりそうだ。

NT倍率は先物中心限月で一時14.24倍まで下げ、25日線に接近する場面も見られた。調整する場面ではその後のリバウンドを想定した、NTロングのスタンスを継続する格好になりそうだ。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.